12月13日金曜日。
世間では不吉な日とされる1日ですが、白陵生にとっては2学期期末考査の最後のテストが終わり、晴れやかな日だったかもしれません。
さて今回、近畿大会の女子団体戦優勝+男子団体準優勝を祝して、白陵37期生の今井先輩から「対局時計を10個」寄贈していただきました。
部員が増えに増え、部内戦では対局時計が足りない状況だっただけに非常に嬉しいプレゼントでした。本当にありがとうございます。
また、クリスマスプレゼントとして「扇子を3本」いただきました。これは、スポンサーの今井先輩の提案により「回り将棋」で当選者を決めました。
ルールは顧問が小学生の時にやってたもの。回り将棋は、さまざまなローカルルールがありますので、最後に今回行ったルールを紹介しておきますので、ぜひやってみてください。
部員たちはテストからの解放の影響か、存分に楽しんでおり、気付けば3時間が経っておりました。
全部で3回戦行い、強運の持ち主3名が扇子をGetしました。扇子は「藤井聡太」先生の揮毫で、部員たちも喜んでいました。
最後になりますが、寄贈してくださった今井先輩ありがとうございました。
【回り将棋 ルール】(歩回りやひょこ回りなどの呼び方も)
【出世】
・歩→香→桂→銀→成銀→角→飛→王(上がり)
・王まで行くと上がりで勝ち。
・歩より下はなし
【進め方】
・スタート位置は四隅。歩から始めて、反時計回り。
・振り駒で進める。四隅にピッタリ止まると出世。
・振る人は時計回りの順番に振る。
【振り駒】
・金4枚
・表の数だけ進める
・すべて表ならば4マス進んで、もう一度振れる
・金が重なる、机から落ちると1マスも進めない
・すべて裏ならば8マス進める
・横で立つと5マス、縦で立つと10マス、逆立ちだと100マス進める
【おんぶ】
・自分の前の駒と同じマスに止まると、その駒の上に乗れる
・下の駒の人が振った場合、下の駒と同じだけ上の駒も進める
・上の駒の人が振ったら、上の駒の人だけ進める
【寝かし】
・自分より地位の高い駒に追い越された場合、1マス左に裏向けて置く
・裏を向いている間は、休み
・他の人に(誰でもいい)追い抜かされたら、復活
・同じマスに止まった場合は「寝かし」はなし→「おんぶ」
【ぶつかり】
・駒が前後のマスに位置した場合、前の駒は1マス進み、後ろの駒は1マス戻る
・四隅にいる駒は動かない
・これにより四隅に動いた場合、出世できる
ただし、1マス戻って四隅に入った場合は、「降格」する
【戦争】
・盤面の真反対に位置した場合、戦争をする
(隅同士の戦争はなし)
・お互い向かい合わせる
・戦争を仕掛けた方が先に振ることができる
・先に往復した方が勝ち。
・勝つと1つ出世、負けると1つ降格。
・戦争中の「おんぶ」はありとする
・「ぶつかり」もありとする。
・戦争に入る前の段階で、「おんぶ」していた場合、上の駒は下の駒の人の結果に合わせる
ただし、上の駒の人に振り駒の権利はなし
(例)下の駒の人が勝てば、上の駒の人も出世、負けると上の駒の人も降格